仕事のため・・・に始まりギャンブル依存症になった私

私は大学を出て、そこそこ名の知れた大きなパチンコ会社に就職しました。給料も悪くなく、残業代もきちんと出る会社でした。学生時代からアルバイトはしていたものの、まとまったお金を稼ぐのは初めてで、最初は使い道がないくらいでした。

 

しかし元からパチンコ、パチスロをやらない私は仕事では足を引っ張ってばかり。全くの未経験の業界に就職したので仕方がありませんが。遊戯のことも機械の仕方もわかりませんでした。閉店後、遊戯台を見させてもらったり遊戯させてもらったりと勉強はしていたのですが、それも限りがあり、最初は勉強のため、仕事のために自分で打ちにいくようになりました。それが泥沼の始まりです。

 

よく言われるビギナーズラックというものは、ありませんでした(笑)大負けするわけでもなく、大勝ちするわけでもなく、「こんなもんか」という印象だったのを覚えています。

 

新しい台がでれば、働いてるお店で試打し、他店で客付きを確認がてら打ち、いつしかのめり込んでいきました。

 

最初は5千円負けただけでも、「服が1着くらい買えたんじゃないか」と落ち込んでいました。しかしある日話題の新台がでたとき、私は初めて万単位で勝ちました。こんなに簡単にお金が増えることに、衝撃を受け、更にのめり込むことになりました。

 

そこから、新台が出る度に打ちに行き、仕事が終わって打ちに行き、仕事でもプライベートでもパチンコ店にいるのが当たり前になりました。毎回勝つわけもなく、給料日からマイナス何万の日もあり、気づけば給料日まで所持金ゼロなんて時期もありました。

 

パチンコ、パチスロの不思議なところは「取り返さなきゃ」と追い金してしまうことです。そこでやめておけばいいのに、更にお金を突っ込む。気づけば財布は空で、良い歳して親にお金を借りたり、キャッシュで引き出したり。気づけば借金まみれ。毎月カードの支払いに追われながら、それでもパチンコ店に通いました。

 

完全に、パチンコ依存症でした。

 

そんな生活から抜け出せたのは、今の旦那と出会ったのがきっかけでした。旦那もパチンコが好きで二人でよく行くのですが、生活がある以上無理はできません。ましてや、お金の管理はわたしに一任している旦那。なのにパチンコで全財産なくなったとは言えない。
そんな状況から、責任感なのか限度を超えることはなくなりました。そして、パチンコで作った借金も、今は返すだけになっています。一人では甘えが出てしまうけれど、やはり夫婦の生活ともなればどうにかするんだなと我ながら感心しました。